2009年8月20日木曜日

痒い!

ポメラが嬉しくて楽しくてここのところ毎日更新してます。やっぱいいですわ。二秒で起動するメモ帳。電車でブログ。喫茶店でブログ。公園でブログ。はかがいってしょうがない。お前のブログなんか、いくらはかどってもしょうもないだろ。それは言わない約束。

ではかゆみについて。年を取るにつれて体調体質が変化してゆくことがわかります。私の場合、特に顕著なのがフケと痒み。つくづく残念な変化です。でもまあ多分年を取るってのはそういうことなのでしょう。冬はフケが大量にでるようになりましたし、夏は腕と足が非常に痒くなるようになりました。

フケについてはだいぶ以前に書きましたが、妻の肌のお手入れ関連製品を借用して何とかなだめています。抜本的な対策にはなりませんけれど。それから痒み。これがたちが悪いんですね。とにかくもう痒い。普段は何とか我慢できるんですが、例えば風邪気味だとか鼻が垂れてしょうがないときとか、体の調子がいまいちだと集中力も失われ、心なしか痒みも普段より凶暴になったようで、うっかり痒いところを掻いてしまって、もう口半開き頭真っ白で猿のように掻き続け、患部はうっすら内出血という惨めな事態になってしまいます。

こんな時、ドラスティックに状況を変えてくれるのがご存知ムヒです。でもただ塗るだけでは物足りない。まずはシャワーを浴びて汗を流します。それから痒いところにムヒを大量に幅広く塗り、必要に応じて扇風機に当たります。もう超爽快。むせっかえるようなハッカの臭いでせき込みそうになりながらも痛涼しくてキタコレ状態。

しかし、このシャワームヒにも弱点があって、あんまし持続しないんですよね。まあ痛快(痛くて快い)なのはせいぜい20分。それ以上は薬の効きが衰えていくのを為すすべもなく感じるだけ。そうなると、再びあームヒ塗りてえとなってしまいます。だいたいこの手のかゆみ止め薬ってそんなに安いもんじゃないし、ばかばか全身に塗りたくるもんでもなかろう。ということで、ムヒはストレス解消のための娯楽みたいなものですね。(本当か?)

寝る前とか会社に行く前とか、長時間地味に痒みを押さえたいときに私が使っているのは、ラナケインってやつです。能書きによれば麻酔系の成分で痒みの神経を麻痺させる模様。これがまたいいんですよ。地味に効く感じで。

この薬の一番の特徴は、効き目がなくなったかどうかが判断できないことです。塗った直後も効いてるんだか効いてないんだか分からない。しばらくすると気のせいか患部が軽く麻痺したような感覚があっておもしろい。その軽い麻痺感覚がしばらく継続する。でも麻痺感覚なのでぜんぜん明瞭じゃない。だから麻痺が直った(薬の効き目がなくなった)タイミングが分からない。麻痺してるんだかなんだか分からないんだけど、とりあえず掻くのはよしとこうか、ということで掻かない。掻かなければ痒みは増幅しない。いい感じで痒みを無視できるんです。

そういえば学生時代、背中の日焼け跡を掻いてしまって、痒くて眠れなくなり、二晩ほど徹夜したことがありました。あれは本当に辛かった。耐えられないほどの痒みでした。あのときはラナケインに救われた。日焼けは絶対に掻いちゃだめですね。一度掻いたらひどいことになった。

他にレスタミン軟膏ってのがあるんですが、塗った後が白くなり、外出できなくなるため却下。子供専用です。

しかし痒みってのも考えてみれば不思議な感覚です。皮膚上の軽い不快感というか。痒みが不快なのは、薮蚊やダニなどの昆虫が肌にまとわりついている感覚を連想させるからでしょうか。だから人は思わず掻きむしってしまうのかもしれません。しかしながらそこに虫はいません。もはや千の風になっています。違うか。虫なんていないわけだからすぐに止めればいいものを、一度掻いてしまうともう止まらなくなって掻き続けることになる。

痒みと付き合うのも本当に大変です。生きるってのは一筋縄じゃいかないですね。

以上。
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