2009年8月22日土曜日

2009/8/30 衆議院選挙考

今回の選挙の争点を考えてみました。もちろん私にとっての争点です。

考えてみると、選挙って基本的に空気に流されますよね。あんまりロジックでは動かない。結構感情で候補者を選んでしまう。なぜでしょうか。よく分かりません。やっぱ私がバカだからかしら。大衆ってバカなのかしら。考えるに値するテーゼですな。私は大衆を信じるといったのは養老孟司。それに対して大衆を信じることなどできませんな、と言ったのは戦中派の方々。

まあ、そんなことは置いといて。

最初は西松建設献金疑惑ですね。何でそんな細かいことを言ってるのかと。で、次は鳩山故人献金疑惑。もうね。アホかと。

民主党は自民党のアンチテーゼとしては若干期待しないでもない、そのくらいのイメージでした。すなわち、もう少しドラスティックな改革を提案する政党の方がいいんじゃないか。でもあからさまな国策捜査を目の当たりにすると、もう怒るしかないっすよ。

冷静になってみると、民主党を嫌う勢力と私の利害関係が必ずしも一致しないとは限らない。すなわち、別に自民党だっていいんじゃないか。大した違いがあるわけじゃあるまいし。

でも、そんなことより何より、国策捜査の卑劣さというか姑息さに腹が立つ。冗談じゃない。

ああ。

頭冷やそう。

いや、どうも不純な動機だとは思うんですよね。確かに小泉竹中路線は間違ってたと思う。だから麻生はダメだと思う。小泉を批判できないから。今小泉を批判しなくてどうするよ。批判すれば支持率あがるってことすら分かってない。あるいは分かっていも行動できないおぼっちゃん。

しかし麻生のダメさは自民党とは関係がないとも言える。

そして民主党が特に自民党より優れているとは思えない。

にもかかわらずなぜ自民はダメだと思うか。それはやはり小沢鳩山に対する国策捜査。自民党政治に癒着しているであろう人々の影。うーん。どうも理性的な判断とは言いがたいかもしれませんが。それを自覚してもなお。

時流とイメージとマスコミに流されて小泉を選んでしまった(私は支持しませんでしたが)という事実は冷静に反省しなければいけないなと思います。奴隷根性が選ぶ主人が結果的に奴隷を絞り尽くすという可能性。ほんとに。なぜ小泉を支持したのか。同様にホリエモンファンがいるという事実が私には理解できない。どうなっておるのか。

とまあ、選挙に熱くなれるってのも選挙のいいところかもしれません。
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