2010年5月24日月曜日

鈴木大拙「一禅者の思索」講談社学術文庫

★★★★★★:本物ですな

生と死は本来一つである。人は生まれながらに死んでおり、死にながら生きている。生は死であり、死は生である。また、それ故に生は死にあらず。死は生にあらず。不生不滅なり。という文言がすうっと語られます。言葉に力がある。この人の思想が継続して研究されないのはもったいない気がするけれど。

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