2011年3月21日月曜日

少しイタイ情報 team_nakagawa

team_nakagawa: 放射性物質であるヨウ素I-131は各自で見積もりをされてみてください(追って回答を示します) 。

team_nakagawa: お母さんがホウレンソウを100g摂取し、ヨウ素の1/4が母乳へ移るとして(http://j.mp/gVh9nC 原子力災害時における安定ヨウ素剤予防服用の考え方について)、15,020×0.1×0.25×0.140 = 52.57μSv(マイクロシーベルト)が被ばく量となります。

イタタタタ・・・。

乳幼児の被ばく量を計算問題にしちゃダメ!!!

医学生向けということもあり、あまり固いことは言いたくないですが、さすがにこれは痛々しい。可能性として淡々と述べるならともかく、これを計算問題にして学生を試す必要はないでしょう。

・・・今アカウント作って指摘してみました。反応あるかどうか分かりませんが、とりあえず(わたしが)指摘すべきと思われたことは、指摘した、と・・・

こういうのを見ると、お医者さんは感覚がズレてるなあと思いますね。

医者にとっては患者の数値化が大事。でも、患者は数字じゃない。これって養老孟司さんもどこかで指摘していたはず。(「近頃の医者は、患者ではなく、カルテの数字しか見ない」とかなんとか)

疲れる・・・

数時間後追記)

妻に「乳幼児の被曝具合を計算問題にするってどうよ?おかしくね?」と聞いてみたら「東大の医学部でしょ?そんなもんよ。(フフン)」という冷静な反応。

そうか。しょせんは五教科秀才に過ぎないんだ、と。人としてのセンスの良し悪しは別の話。

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