2009年1月17日土曜日

白身魚のフライ・ちくわ麩のトマトソース、30年前の"るるぶ"

鰯か鯵の安いのがあれば青魚+豆腐ハンバーグにしようと思い、二軒ほどスーパーを回りました。でも今日は全体に魚が出回ってなかったようです。鯵も少々高め。う~ん。困った。頭はすっかり青魚ハンバーグ。どうすっかな。と迷っていたところに小さめのホウボウが二匹入ったパック、半額のもの(480円が240円)を見つけました。あ、これにするか。そうだな。フライにしてやれ、と2パック購入。頭とワタは落としてありました。物好き日曜料理人としてはぜひ未処理から捌きたかったんだけどな。まあ3枚におろせればいいや。

で、スーパーの帰り道、子供のために(今回からパート2に入った)ケロロ軍曹のDVDをレンタルして調理開始。魚を捌くレシピの時は忙しいのと手が汚れるのとで、酒が呑めない。

三枚におろしてわき腹の骨をすいた後、刺抜きで丁寧に血合骨を抜きます。ホウボウの骨は鋭いのでお子さんに与えるときは要注意!


しかし、このホウボウって魚。捌きながら「美味そう」感があふれます。タラほどバラけてないし、鯛ほど脂っぽくない。でももっちりみっしりと身が締まってる感じ。こりゃ美味いはずだ、と確信。

それから皮をむきます。


次に小骨が残ってないか感触を探りながら、刺身包丁で一口大に切りました。


塩コショウ、タイム(臭み消し+風味付け。完全に蛇足だった。臭みはなし、風味は十分)をまぶし、小麦をまぶし、卵液につけ、パン粉をまぶして、揚げます。


完成。


つまみ食い。うめー!!!!店で売ってる「白身魚のフライ」=「素性の知れぬ外国の深海魚のフライ」とは一味も二味も違います(ってイヤになるほど紋切り型)。熱々、さくさく、フワーリ。味も濃い。ぜんぜん臭くない。大体油で揚げれば何だって食えるようになるわけですが、元々美味い魚を揚げると、こんなすばらしい結果になるんですね!って感じで。

後は余っていたちくわ麩を何とかしようと、ちくわ麩のトマトソース。トマトソースは美味かったけど・・・長女が「このソース、パスタに掛けて食べたかった・・・」とボソっとつぶやいたのが全てを表現していた。でもちくわ麩としてはマシな部類の結果でした。しかしおでん以外のレシピを受け付けない食材ってどうよ?

それからおまけ。何故か図書館のリサイクルコーナーに捨て置かれていた30年前の"るるぶ"。

だれ?

いちいち昭和+高度成長期な感じで楽しい。太陽神戸銀行の広告とか出てるし。今の三井住友だっけ?知らない会社の広告ばっかり。電話はもちろん黒電話。ガイドとして出てくる若い女性を見て、あ、この人、妻の母親と同い年だね~、とか。おお!桃井かおりだ!あんまし変わんねー(失礼?)とか。特に読者通信欄とか投稿欄で大笑い。「手紙ください。若い女性希望(23歳男)」「20歳女。看護系短大に通っています。お手紙まってます」で、実名と住所が明記してある。いやあ、インターネットないときって、ほんとこうだったよね。あはははは。時代は変わる。

以上
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