2009年12月15日火曜日

民主と外国人参政権

一言でいって不可解。国民が外国人参政権を認めたいから民主党を選んだとでも思っているのだろうか。単に票田として組み込もうとしている?それでは単純すぎるな。ひょっとして東南アジア共同体という思想を実現するためのツールとして、外国人参政権を使おうとしているのか。ああ。そうか。そういうことか。

誤解のないように申し上げておくと、私は、外国の方に参政権を渡すべきだ、という意見に理念では賛成します。少なくとも原則としては否定できないと思う。優秀な人材を引きつけるための参政権の交付ですから。でも、外国人への参政権の賦与が、短期的に効果を出すようなことはあり得ないんじゃないか。それに、外国人もいいけど、日本の優秀な若者の活躍する場を作る方が大事じゃないか。また、今の時代、投票権とか参政権って魅力ですかね。日本の投票率を見る限り、少なくとも日本の若者は投票権を有難がってないことは自明。そんな風にも思うわけで。つまり、なんでこんな時期に外国人への参政権の賦与を必死になって画策するのか。それが府に落ちない。他にやることがいくらでもあるでしょうが。

どうやら、朝鮮も中国も必ずしも外国人への参政権賦与には賛成していない模様。恐らくそれは、親日本派の国民を生み出すのを嫌っているのでしょう。一人一人が日本の国政に対して意見を表明するようなことになると、収集がつかないというか、少なくとも一枚板ではなくなるから。

東アジア共同体への布石としても、いまいち先走りすぎる気がします。外交の軸足をアメリカからアジアに移すことを急いでいるのか。いずれにせよ足が地についていないように見える。これもまた現実軽視の理念先行政策か。

民主党の足が地についていないのが、マスコミの発表する高支持率が原因だとしたらマスコミも罪だな、と思いますね。国民はもっと冷めた目で民主党をみてると思うな。

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