2009年12月19日土曜日

副島隆彦・植草一秀「売国者たちの末路」祥伝社

★★★★★★:必読。国家というものの一面がよく分かる

いや、刺激的な本でしたね。なるほど。民主党が目指しているのはアメリカの軍事・経済・政治支配からの離脱であったか。それを焦ってやろうとしているのね。

副島さんというのはわりとあやしい系の人で、何かとアメリカ陰謀説を語っていて、時折は微苦笑を禁じ得ないのですが、植草さんはどう見ても真っ当な人ですね。こんな優秀な人が公務員の謀略にハメられて屈辱的な罪状を負わされるとは。日本の官僚も地に落ちたり。

今が旬の本です。十年生き残るとは思えない。でも、読むとしたら今です。世界観が変わります。

植草さんが一刻も早く政治・経済の表舞台に復帰することを祈ります。

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