2011年5月11日水曜日

当たるも八卦当たらぬも八卦

身も蓋もないことを言ってしまえば、何食べても当たる可能性はありますわな。
当たらないものと当たるものが厳然と分けられるわけではなく、程度の問題ですよね。
野菜にだって大腸菌がついている。
手を筆頭に、われわれの皮膚にも大量の雑菌がついてます。

もちろん、O(オー)なんちゃらとか、ノロとか、突出して危険なのはあるでしょうけどね。
そこは話の都合上無視。

何だ。小賢しいこと言いやがって。「全てはリスク対効果」などと言うつもりか。
すみません。そんなつもりはないんですけどね。その非難は甘受。
ま、絶対に安全な食べ物は存在しない。多分。

わたしの記憶。

腐りかけの豆腐は食べたことがあります。運の悪いことにキムチを乗せてた。
醤油で頂いていた妻が「何かこの豆腐、舌にピリッと来ない?」と言ってきたので一口もらってみたら・・・「あ。腐ってるね・・・」。半丁ペロリと食べたわたし。キムチの酸味とピリ辛味にカモフラージュされて、全然気がつきませんでした。
今に至るまで、無事。

次は消費期限を大幅に超えたウィンナー。数年前のことです。
台所で立ち飲みしていてつまみが欲しくなり、ウィンナーを炙ってつまみに。
すると妻が「え!!えええ!!!あれ食べたの!」と口を押さえて呆然。
「何だよ。食べたよ。うまかったよ」
「消費期限見なかったの!?」
「見ないよ。どうせ1週間前くらいに切れてたんだろ?」
「1週間どころじゃないわよ!!」
「でもうまかったよ。どんくらい切れてたんだ?」
「・・・言えないわ」
「おい!教えろよ。気になるじゃないか」
「・・・ダメ。恐ろしくて言えない」
今に至るまで教えてもらってませんが、とりあえず今に至るまで、無事。

自分でアジを捌いて酢〆を作ったときも、何かちょっとヤバい鮮度だなと思ったことがありましたね。魚屋さんは大丈夫と言ってましたけどね。子供には食べさせなかった。
大丈夫かな、と思いつつ完食しましたが、その時も無事。

冬の終わり。生の鶏肉扱った手でレタスをつまんでぱくり。(自分専用レタスですよ)
これは確信犯です。このくらいで当たってたまるかよ。へっ。って感じで。当然当たらず。

逆に大当たりしたこともありました。
直近ではなぜか大根おろし。昨年末のことです。一本弱食べたら悲惨なことになった。
それからまだ子供がいなかったから10年以上前かな。茹でた牡蠣(多分)に当たりました。かなり悲惨だった。今でも覚えてます。

話は脈絡無く飛んで。

多分、インドにいって生水を飲むと、普通の日本人ならば痛烈に当たるでしょうし、下手すれば死ぬんじゃないかな。でも、現地の人は平気でしょうね。インドの方は淘汰されてるんでしょうな。恐ろしや。

そういえば、日本の平均寿命が大きく伸びたのは、水道水の塩素消毒が始まってから、という話をどこかで読んだな。衛生って大事なんですね。

何だかよく分からなくなってきましたが、強引にまとめの方向で。

世の中でも、結構何かに当たってる人は多いと思うんですよね。
自家中毒だってよくある話だし。
一抹の懐疑を持って食品と対峙し、臭いや味で判断するというのは健全な態度ですしね。

だから(何がだからかよく分かりませんが)生肉生食文化って、それだけを目の敵にして攻撃するようなもんじゃないのかなと思います。イヤなら食べなきゃいい。実際、わたしは生の肉、生の内蔵は滅多に食べません。
一定の衛生は当然確保されねばなりませんが、度を越すとちょっと窮屈なんじゃないかと思います。

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